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担当指導員 小橋一民 小林義和 佐藤満由美 長内悦子 |
2004年環境月間・NACS-J自然観察指導員2万人記念「全国一斉20,000人かんさつ会」の一つとして、第150回昭和の森自然観察会が開催されました。熱心な観察会参加者の皆様、観察会を担当された指導員および緑公園緑地事務所の熱意とご支援のお陰をもちまして、第150回観察会を迎えることが出来ました。ほんとうにありがとうございました。 さて、満開の花菖蒲を観賞しながら下夕池や小中川上流の観察ポイントに向かい、観察会の始まりです。小中川上流では川の中に入り、網を使ったり石をひっくり返したりして川の中の生物の捕獲(水遊び?)に大人もこどもも夢中になって楽しみました。サワガニやオニヤンマのヤゴ、ヨシノボリ、タイコウチ、カワニナ等など、捕れる度にあちこちで歓声が聞こえ、たくさんの池や川の仲間たちに逢うことが出来ました。捕獲した生物を観察しながら、指導員からその川の生物を調べることにより、川の水のきれいさ、きたなさが判ることの説明を受け、小中川上流の水のきれいさの程度を確認しました。 |
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次はパックテストなどによる水質調査です。指導員から水質調査について調査項目・調査方法について説明を受け、湿生植物園の水路や下夕池、小中川で採取した水を用い、パックテストによる水質調査を経験してもらいました。 現在昭和の森では、調整池設置に伴う湿生植物園に流入する水の量・質の変化が、そこに棲む生物にどのような影響を与えるのか危惧されています。今回の観察会を通じ、参加者の皆様に池や川の水をきれいに保つことの重要性を認識してもらい、自分達で出来る事について話し合い観察会を終了しました。 |
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