第155回 昭和の森自然観察会 「木の実・草の実」
開催日 11月14日(日)
担当指導員
 井上一市、下山弘子、田井中信子
報告者 佐野由輝
 あいにくの曇天にもかかわらず、恵みの秋(食欲の秋?)を満喫しようと、多くのお客さんがやってきました。
 この季節、木も草も子孫を残すために、種を遠くに飛ばしたり、近くに落としたり、鳥を使ったり、昆虫を使ったり、水を使ったり、遊んでいる子どもを使ったりと、それぞれ工夫を凝らしています。そして、草木の種類によって、種の大きさも、形も、色も様ざまです。その中でもお客さんたちの興味を集めたのは、やはり食べ頃に色づいたフユイチゴやガマズミ。参加者のみなさん、舌なめずりをしながら、秋の恵みのおこぼれを頂戴していました。
どのフユイチゴが食べ頃かな?
 そして、観察会が終わったころには、指導員と参加者たちのズボンや服には、ヒッツキムシ作戦の植物の種がべったり。したたかな植物たちは、観察会の参加者も利用しているのでした。
(参加者 大人37名 こども3名 計40名   指導員25名)