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2003年度 第4回 ふれあい自然観察会 (千葉市主催)
日 時  2004年2月14日(土)
  9:00〜12:00
場 所  
千葉市中央区 青葉の森公園及び県立中央博物館生態園
テーマ  青葉の森公園の梅と冬鳥 参加者  一般 50名  
スタッフ=千葉市自然保護係2名+自然観察指導員10名
 前夜からの冷え込みも和らぎ、晴天に恵まれた観察会日和となりました。定刻より前に多数の参加者が集まり受付を待っており、出足が好調とスタッフもやる気まんまんで受付を開始しました。
 参加者を5班に分け、各班に2名の指導員がついて観察会が始まりました。観察ポイントとルートは事前に決められたプログラムにより各班が移動して混乱がないように進められました。
 青葉の森公園内は自慢の梅が満開で紅白の美しい花と甘い香りが漂っており、樹幹の間にメジロやヒヨドリツグミなどが飛び交い参加者の目を楽しませてくれました。荒久古墳や旧東金街道を巡り、公園の地形・地理を知り古代人の生活や江戸時代の千葉市
の歴史を感じることが出来ました。生態園の目的を聞きながら南総の照葉樹林、北総の落葉樹林を観察しながら、林間に聞える野鳥の声に耳を傾けました。
 野鳥観察舎ではフイールドスコープを使って舟田池に来ている水鳥達の姿を観察しました。運のよい班はカワセミの美しい姿を観る事ができました。舟田池は工事中のため、水を抜いているので水鳥の種類も数も少なかったのは残念でした。
今度の観察会では、冬でないと観る事が出来ない野鳥の巣を梢の間に幾つか発見することが出来ました。中にはかなり大きなカラスの巣もありました。巣の大きさ、作られている場所使われている材料により鳥の種類が解かります。
距離の短い観察コースをゆっくりと時間を掛けて巡ったので、子供や年配者にも楽しみながら観察が出来たと喜んでもらえました。
 身近な公園の中にも幾つもの観察ポイントがある事を知ってもらい、日頃から観察力を深めてもらえれば更に自然が好きになるでしょう。              

文 石嶋基次

何が観えるのでしょう

あの鳥はアカハラかな?