平成17年度昭和の森カタクリ観察会
開 催 
平成17年4月2・3・8・9・10日
担当指導員 石嶋基次 盛一昭代
観察者数 5日間合計 3,679名
指導員 5日間合計 32名
(報告 小西博典)
昭和の森恒例のカタクリ観察会が今年も開催されました。開催期間中の昭和の森はカタクリの他、サクラも満開となり、期間中に3600名を超える多くの方々が昭和の森のカタクリを観察されました。私ども自然観察指導員はカタクリガイドを行い、観察者の皆様が春を満喫するお手伝いをさせていだきました。
 カタクリが可憐な花を一面に咲かせている自生地の光景に感激し、この自然の贈り物を永く保全してほしいとのことばを多くいただきました。一方調整池設置に伴う自然破壊に驚き、従来の自生地や美しい谷津田の風景の消滅を惜しむ声や怒りの声も多く投げかけられました。
 幸い、調整池設置に伴い移植されたカタクリは今年も順調に開花し、移植後三年半が経過した現在、移植されたカタクリは活着しつつあると思われます。来年も清楚で美しい花をたくさん咲かせてくれることと期待しております。