第159回昭和の森自然観察会「土の中の生き物たち」
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平成17年3月13日(日)
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担当指導員 石嶋基次 田口信一郎 |
参加者 大人7名 指導員29名 計36名
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(報告者 上田弘子)
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啓蟄を過ぎたとはいえ、少し肌寒い陽気の中での3月の観察会。土から命が生まれる。土の中で命は巡る。落ち葉はご馳走。土壌は生命循環のかなめとの説明の後、落ち葉の積もる林に入って、土壌の観察です。落ち葉をめくって土の感触を確かめます。 |
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藤棚の南斜面に場を移し、土の中の生き物探しです。落ち葉をかき分けると黒い土が現われます。シャベルで掘った土をふるいにかけ、パットの中に入れると小さな虫がうごめいています。元気よく跳びはねる虫、細長い体をくねらせている虫、よく見るといろんな虫がいます。この小さな虫たちの正体は?ルーペで見たり、カップレンズの中で見たり、藤棚の下に用意した顕微鏡で見たり、小さな虫の意外な姿に驚きの声があがります。 |
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図鑑と照らし合わせたり、足の数を数えたり、体の色、目の様子、羽、触角を調べたりで、ヒメミミズ、ヤスデ、ムカデ、ワラジ虫、トビ虫、アカトビ虫、クモ、ゴミ虫等が確認できました。 また、外気の温度7℃に比べ、落ち葉の下の土壌の温度は12℃と以外に高かった事、日溜りの落ち葉の下には多くの生き物がいた事、生命連鎖に感動したり、土を大切にする事を学んだ観察会でした。 |
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