第36回東葛研修観察会「我孫子の谷津田を観にいこう」
開催日  平成17年4月3日(日)
開催場所:岡発戸・都部の谷津
講師 
染谷迪夫氏(我孫子市環境レンジャー)
首藤美恵子氏、阿部さと子氏
担当指導員 嶋田 繁、鈴木とし子
参加者 指導員16名
(報告 鈴木とし子)
研修観察概要:
 岡発戸(おかほっと)・都部(いちぶ)の谷津は、手賀沼と利根川をつなぐ位置にあり、谷津ミュージアムでは、自然環境の保全や回復を図る構想。ここには、鳥・小動物・植物・昆虫・クモ類を含めて1,000種以上生息している。

* 染谷氏、首藤氏、阿部氏の3名の講師からの説明。
我孫子GCの北側に広がる斜面林・水田・湿地からなる約40haの谷津で、現在は根だれ水や湧水が少なくなり、水田や雑木林が放置されている。

感 想:
 我孫子の岡発戸谷津田は自然の美しい豊かな原風景が残っている所で、斜面林は、シイカシ類の常緑樹とコナラ・シデ・クヌギ類の落葉樹が渾然一体となって杉や桧や竹林が混生し、林縁や林床はササ類が目立っている。谷津田は、ヨシ・ガマ・セイタカアワダチソウ・湿地植物等で覆われており、殆どが休耕田です。里山や谷津田の保全整備を行い、そこの生き物たちを守って行きたいものと思います。